約2年間の交際、内1年間の中国での同棲を経たうえで、この度私たち日中カップルはそれぞれ別の道を歩む決意をしました。
タイトルから推測するに『コロナのせい』なのか?と言われると、それはちょっと違います。
私たちの場合は『コロナのお陰で』と表現した方が適しているのかもしれません。
コロナ破局・コロナ離婚
と聞くと、2パターンの状況を思い浮かべると思います。
1.遠距離カップル:お互いの先行きが見えずに破局
2.夫婦・同棲カップル:長時間一緒に過ごすことによるストレスで破局
で、私たち日中カップルの場合はこのどちらでもありません。
むしろ、“原因”はコロナとは全く関係が無いものでした。
見えないふりをしていた“違和感”がコロナによって浮き彫りになった
2020年1月頭。
当時は中国でもコロナの「コ」の字もニュースになっていなかった時期に、私は仕事で日本に一時帰国していました。
それから瞬く間に世界中にウイルスが拡がり、更には3月末に中国政府による外国人VISAの無効化も発表され、私は中国に返るタイミングを完全に失ってしまいました。
その間私たちは、付き合い始めの頃のように遠距離恋愛をしている…
そう思っていたのですが、当時毎日数時間電話をしていた頃に比べると、その頻度は3日に1回、1週間に1回…
ついには話す内容も仕事のことかコロナのことのみ。
話題が全く無くなっていたのです。
今思えば、同棲して半年経った頃から私たちの会話は以前のような盛り上がりは失せ、お互いに仕事のことで頭がいっぱい。
だからといって冷めていた訳ではないのですが、どこか「仕事を主軸に」コミュニケーションを取っているような関係性になってしまっていました。
そんな矢先に約5か月間、日中で遠距離となった今。
私たちはお互いが「恋人」である必要性を感じなくなってしまったのだと思います。
良き思い出と共に、一緒に成長したパートナー。
もはやそこに恋愛感情はありません。
コロナによって自分の将来展望と優先度を再認識することができた
そういった気づきを得たのも、コロナによって離れ離れになり、お互いに自分の将来を熟考する時間ができたからだと思います。
一緒に住んでいるからといって、いたずらにその関係性を維持しようとするのではなく、一旦離れることで
今一番力を入れて取り組みたいことは何なのか?
自分が本当に追い求めている未来は何なのか?
それは誰とどこでやりたい事なのか?
こういった事を、何の足かせ(といったら失礼だけど、ダラダラ付き合うことでお互いにそう感じる可能性もあった)もなくクリアに考えることができたのだと思います。
と、いう訳で。
日本と中国で約1年間の遠距離恋愛を経た後、中国での同棲生活をスタート。
コロナをきっかけにお互い別々に歩むことを決意。
※今後も以前の動画は残しておきます※
『日中カップル』という肩書きを名乗ることはもうできませんが「動画発信」という行為そのものに価値とやりがいを感じているので、これからもこのチャンネルは存続させ、活動を続けていきたいと思っています。
仕事人間×恋愛不器用×中国好き のリモートガールがこれからも動画&ブログで皆様になんらかの気づきを与えられれば幸いです!
もちろん私自身も、みなさんと一緒に成長していきたいと思っています。
今まで『日中カップルB&M』を応援して頂きありがとうございました!
これからもどうぞよろしくお願い致します!