こんにちは!中国在住バイヤーのリモートガールです。
皆さんは、中国でシャワーを浴びた際に違和感を感じた事はありますか?
私は中国に移住をする前から出張や旅行で度々海外に訪れていたのですが、どうしても中国のシャワーの感覚が好きになれませんでした。
2~3日程度なら許容範囲なのですが、1週間以上の滞在ともなると髪は段々とパサつくようになり、お肌はゴワゴワとして化粧乗りが悪くなってくる…。
最初は気づかなかったのですが、どうやらこれは日本と海外の水質の違いが原因らしい。
髪もお肌も女の命。という訳で、中国への移住が決まったその日に速攻「浄水シャワーヘッド」を購入しました。
中国でも使える「クリンスイ浄水シャワーヘッド」がおすすめ
中国ならタオバオやT-mallなどで安く買えることは間違いないのですが、やはり衛生面に於いては日本の技術と日本人消費者の声が一番信頼できるだろうと思い、比較的評価がシビアな楽天市場をチョイス。
中国のECモールではレビューの買収や修正依頼なんて日常茶飯事ですからね。高評価=信頼できるというロジックは通用しません。
そこに関しては出店者側に対して毎年鬼のように規約を課してくる楽天の方が信頼できるという訳です。(購入者側としては利点だが、出店者側としては腑に落ちないことも多い。)
▼楽天の評価抜粋
アトピー持ち
使用して半年。軽度のアトピーで季節の変わり目などに皮膚科のお世話になるので、浄水でお肌が健やかになることを期待して購入。
使用後、梅雨も夏場も肌トラブルはなく、顔はお化粧乗りがよく毛穴浮きがなくなりました。
顔については浄水シャワーだけが原因かは量りかねますが、この半年、風呂上がりの足の粉吹きは出なくなり、使用感に満足しています。
手元で原水に切り替え出来るのも便利。
海外で使用
今迄高い軟水シャワーイオニックをしておりました、交換理由は、経過による水の出具合が悪くなり、温度調節が出来なくなった為です、海外で使用しており洗髪の際に、きしみがあったのですが、改善されしばらくこれにしようと思います
といったように、国内ではアトピー持ちの方が、海外では水質の違いを考慮して使っている方が評価しており、値段もそこまで高くなかったのが購入の決め手に。
大抵のシャワーヘッドに対応できる
値段が手ごろだとは言え、中国の自宅のシャワーヘッドに対応するかどうかは試してみるまで分からない。
付け替えるまでは少々不安ではありましたが、直接取り付け出来なかった場合にもサイズ調整ができる3種類のアダプターが付属でついていたので、この心配は杞憂に終わりました。
大判のシャワーヘッドには対応していない
中国のシャワーといえば、通常サイズのものに加え頭上から降り注ぐ大判のヘッドが付いていることが多々あります。
海外のホテルでよく見るやつですね。
中国の自宅にもデフォルトで付いていたのですが、私は使っていません。(出し始めに冷水が降りかかるのが怖い)
残念ながらこのサイズに対応したシャワーヘッドは日本で取り扱われていないようです。
取り付けは超簡単。ヘッドを付け替えるだけ
クリンスイのシャワーヘッドに付け替えると従来のヘッドよりひと回り小さくなってしまいましたが、洗う分に困る事はありません。
むしろ、元の分は大きすぎて水が外に分散していたのですが、クリンスイのシャワーヘッドは日本で使っていたサイズと同じで使いやすくなりました。
浄水と原水の切替がワンタッチで可能
自身を洗う時は「浄水」に、風呂場の掃除には「原水」に、とワンタッチで切り替える事ができるので、フィルターを余計に使いすぎることがありません。
浄水の水圧は弱くなく、強すぎない。
原水の方はカードリッジを通さないせいか、強めの水圧です。
2ヶ月に1回のカードリッジ交換
シャワーの使い方によって個人差があると思うのですが、1回の利用が8分間だったとして2ヶ月サイクルでのカードリッジ交換が推奨されています。
家族で使う場合はもっと短くなりますし、お風呂よりシャワー派だという人も比較的早いサイクルになりそうです。
浄水シャワーヘッドを中国で2ヶ月間使ってみた感想
4月から使い始めて2ヶ月間、抜け毛や肌荒れが起きる事もなく、快適なシャワーライフを満喫できています。水が硬いな…と感じる事もなければ、ピリピリすることもありません。
髪のツヤに関しては、少々無くなった気が…しないでもない。これは水のせいなのか、適当に使っているシャンプーのせいなのか…。
とはいえ、シャワーを浴びる事による悪影響は今のところ全く感じられないので十分役目を果たしてくれているのではないでしょうか。
本来はカードリッジ無し/ありで検証するべきなのかもしれませんが、カードリッジを交換する際にそんな考えは一瞬で消え去りました…。
中国の水質は…やはり悪い
2ヶ月間利用した結果がこちら。
左が新品のカードリッジ、右が2ヶ月利用した後のカードリッジ。
その差は一目瞭然ですね。水質の違いは分かっていましたが、こうやって目に見えてしまうと本当に恐ろしい…。
ブログの為にカードリッジを抜いてシャワーを浴びるなんて犠牲は払えません。。。(すみません)
と、その効果を体感・目視したので今では日本帰国のタイミングでカードリッジをまとめ買いしています。
シャワーヘッド本体にはカードリッジが2個(=4ヶ月分)ついているので、交換カードリッジ(2個入り)は1年に2箱(=8ヶ月分)あれば十分です。思ったより経済的で助かります。
せっかくEC大国中国に来たのにも関わらず、相も変わらず日本のECサイトを利用している今日この頃。
日本でしか買えないもの・日本の方が断然安いものって思っていた以上に存在するんですよね。
日本の水は素晴らしい
「海外に出てみると日本の素晴らしさが再認識できる」と言いますが、それに関しては半分賛成で半分懐疑的です。
日本で生まれ、日本で育った人にとっては日本でのスタンダードが判断の基準になっているので、海外でそれが通用しないと「普通じゃない」「恐ろしい」という感情になると思うんです。
そこで「日本以外は無理だ」と思うのか。
それとも「海外と日本ではこんな違いがあるのか!それではどうやって対応してやろうか?」と前向きに心躍らせるのか。
物事の捉え方次第で、人生挑戦できることが本当に沢山あって毎日ワクワクすると思うんです。