2026年10月31日。
私は、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催される「Tokyo Mandarin Award 2026」のステージに立ちます。
目指すのは、グランプリです。
とはいえ、私はモデルではありません。
ウォーキングの経験もなければ、人前で美しくポーズを決めることにも慣れていません。
▼2025年度のイベントの様子(公式サイトより)
これまで約10年間、私が立ってきたのはランウェイではなく、国内外の展示会場や市場、店舗、工場の現場でした。
商品を探し、仕入れ、つくり、売り方を考える。
中国の工場と日本企業の間に入り、言葉や商習慣、品質基準の違いを一つずつ整理する。
私にとって中国は、遠くから眺める海外市場ではありません。
仕事を通して何度も訪れ、人と出会い、失敗し、助けられ、自分の世界を広げてもらった、大切な場所です。(展示会で中国人と恋に落ち、中国に移住をし、コロナ禍で失恋もしたw)
そんな私が、なぜ今、中華ファッションのステージに立とうとしているのか。
これは、私自身のセルフブランディングを実証する挑戦であり、中国文化を日本へ届ける新しい旅の始まりでもあります。
発信力が、圧倒的に足りない
今回の挑戦を決めた一番大きな理由は、とてもシンプルです。
今の私には、発信力が足りない。
私はこれまで、中国やアジアの展示会、工場、市場、店舗を歩き、たくさんの一次情報に触れてきました。
日本ではまだ知られていない商品。
現地で急速に変化している売り方。
中国企業のスピード感。
暮らしの中に溶け込んでいる新しいサービス。
そして、実際に現地を歩かなければ分からない、人々の感覚や熱量。
仕事の中では、それらの情報を企業の商品企画や販売戦略、OEM、越境ECのご支援に生かしてきました。
けれど、それを社会に向けて届ける力は、まだ十分ではありません。
中国を訪れるたびに、その差を強く感じます。
中国では、面白いものを見つけたら、その場でスマートフォンを取り出してライブ配信を始める。
人に会ったら、すぐに撮影し、編集し、発信する。
「後でまとめよう」ではなく、今この瞬間の熱を、そのまま届ける。
それは、インフルエンサーでなくても、です。

中国のショッピングモール内の果物屋がLive配信している様子
そのスピードと行動量を、私は何度も目の前で見てきました。
それを知っているのに、自分は発信しないままでいいのだろうか。
情報を持っているだけでは、誰にも届きません。
どれだけ現場を歩いても、伝えなければ、その経験は自分の中だけで静かに眠ってしまう。
だから今回は、発信する側として逃げずに、自分自身を表舞台に出してみようと思いました。
「誰かに選ばれる」のを待つのではなく、自分で舞台をつくる
Tokyo Mandarin Awardは、チャイナドレスや漢服、中国民族衣装、ワンホンメイクなどを通して、中華ファッションと一人ひとりの個性を表現するランウェイです。
2018年に創設され、2026年で第9期を迎えます。
ファイナルステージは2026年10月31日、渋谷セルリアンタワー東急ホテルで開催される予定です。
出演者の中から、次世代のモデル、インフルエンサー、オピニオンリーダーが選出されます。
受賞者には、日中友好アンバサダーに任命される機会や、中国で開催されるファッションショーへの出演、中国企業のCMモデル、東京主要駅でのポスター掲載など、日中をつなぐ活動へ発展する可能性も用意されています。
もちろん、グランプリを取れる保証はありません。
モデル経験のある方、美容や発信の世界で活動してきた方も参加するはずです。
その中で、34歳、モデル未経験の私がどこまで進めるのか。
正直、怖さもあります。
けれど、だからこそ挑戦する意味があると思っています。
すでに完成された自分を見せるのではなく、何者でもないところから、学び、迷い、変化していく過程を見せたい。
「選ばれる人になってから発信する」のではなく、挑戦する過程そのものを発信しながら、自分の舞台をつくっていきたい。
これは、私自身を使ったセルフブランディングの実証実験です。
10月31日まで、すべてを物語にする
このプロジェクトを、私は「Project Mandarin Journey」と名付けました。
ゴールは、アワードの当日にきれいな衣装を着て、ランウェイを歩くことだけではありません。
10月31日までの約3か月間、準備の過程そのものを、一つのドキュメンタリーとして残していきます。
ウォーキングを学ぶこと。
中国語のスピーチに向き合うこと。
自分に似合う中華ファッションを探すこと。
中国コスメやワンホンメイクを実際に試すこと。
衣装やヘアメイク、写真、映像を通して、自分の見せ方を研究すること。
InstagramやX、ブログで発信し、これまで私を知らなかった人にも、この旅を届けること。
そして、中国の文化や商品、ブランド、人との出会いを、日本の読者へ伝えていくこと。
公式プログラムでは、9月5日にビューティキャンプとウォーキングレッスン、9月6日にオンラインのインフルエンサーキャンプ、10月30日に前日リハーサル、10月31日にファイナルステージが予定されています。
これから私は、その一つひとつを体験しながら記録します。
うまくできた日だけではなく、思うようにいかなかった日も。
自信を持てた瞬間だけではなく、場違いかもしれないと不安になった日も。
きれいに整えた結果だけを見せるのではなく、そこへ向かう過程を、できる限り赤裸々に書いていきます。
広告ではなく、物語として。
中国文化を「紹介する」のではなく、自分自身で体験し、その温度ごと届けるために。
私が、この挑戦で実現したい5つのこと

一つ目は、Tokyo Mandarin Award 2026でグランプリを目指すこと。
出るからには、本気で一番を目指します。
二つ目は、セルフブランディングがどのようにつくられていくのかを、自分自身で実証すること。
発信力は、生まれつきの才能だけで決まるものではないはずです。
テーマを定め、物語をつくり、行動を重ね、周囲との関係を育てていくことで、どこまでブランドを形にできるのか。
その過程を公開します。
三つ目は、中国文化を日本へ届けること。
コスメやファッションといった華やかな側面だけではなく、その背景にある歴史、価値観、ものづくり、人々の感覚まで私なりの感性で、日本市場にハマる形で。
自分で体験し、自分の言葉で届けます。
四つ目は、私が運営する「REMOTE GIRL」というブランドを育てること。
REMOTE GIRLのコンセプトは、
「世界を歩き、現地で見つけた変化を、日本の仕事につなげる。」
この挑戦を通して、仕事だけでは伝わりにくかった私の人間性や、迷い、好奇心、成長の過程も届けていきたいと思っています。
五つ目は、この経験を一度きりのイベントで終わらせず、コンテンツ、講演、イベント、コンサルティングへつながる資産にすること。
アワードが終わったあとにも残るものを、今からつくります。
協賛ではなく、共創してくださる方を探しています

このプロジェクトは、私一人で完成させるものではありません。
これから10月31日の本番に向けて、Project Mandarin Journeyを一緒につくってくださる企業様、中国関連ブランド様、美容業界の方々を募集します。
たとえば、
中国コスメやアジアンコスメを扱うブランド。
中華ファッション、チャイナドレス、漢服、アクセサリーを扱うブランド。
衣装制作やスタイリングに携わる方。
ヘアメイク、ネイル、撮影、映像制作を行うクリエイター。
中国文化や日中交流に関わる企業、店舗、団体。
中国市場への進出や、日本での認知拡大を考えているブランド。
ただ商品をご提供いただき、それを紹介して終わる関係にはしたくありません。
私は、スポンサーという言葉よりも、「共創パートナー」という言葉を使いたいと思っています。
なぜなら、一緒につくりたいのは広告枠ではなく、物語だからです。
商品がつくられた背景。
ブランドが大切にしている価値観。
日本の消費者に、どのような魅力を届けたいのか。
私が実際に使い、着用し、体験する中で感じたこと。
それらを、ブログ、Instagram、X、写真、Live配信、イベントなどを通して、一本のストーリーとして届けていきます。
私はこれまで、バイヤー、マーチャンダイザー、商品企画、EC、コンサルタントとして、商品を「売る側」と「選ぶ側」の両方を経験してきました。
そのため、単に写真を撮って紹介するだけではなく、
誰に、何を、どのように伝えるのか。
そのブランドと組むことで、読者にどのような新しい体験を届けられるのか。
日本市場や中国市場で、どのような可能性をつくれるのか。
ビジネスの視点も交えながら、一緒に企画を考えることができます。
共創パートナー様に提供できること

現実世界の姿はこちらです。加工ってすごいよね。
Project Mandarin Journeyでは、パートナーの商品やサービスを、単発の紹介ではなく、挑戦のストーリーの中に組み込みます。
たとえば、中国コスメであれば、商品を使ったメイクの変化だけではなく、本場中国でのトレンド情報や、中国でそのメイクが支持されている背景、日本との美意識の違いまで掘り下げる。
衣装であれば、完成した姿だけではなく、衣装選び、フィッティング、衣装にまつわる歴史、生地の違い、デザインに込められた意味、本番までの変化を記録する。
撮影や映像であれば、作品が完成するまでのクリエイターとの対話も含めて届ける。
企業やブランドの名前だけを露出させるのではなく、「なぜこの組み合わせなのか」が伝わる企画を、一緒につくっていきます。
私自身のInstagramやX、REMOTE GIRLのブログでの発信に加え、今後は中国SNSや動画、イベントなどへの展開も視野に入れています。
一つの投稿で終わる広告ではなく、10月31日まで続く連載の登場人物になっていただく。
そしてアワード終了後も、事例やコンテンツとして残り続ける。
そんな関係を目指しています。
Tokyo Mandarin Award出場の先にある景色
私は、グランプリを目指します。
でも、このプロジェクトの本当のゴールは、トロフィーを受け取ることだけではありません。
今回の挑戦をきっかけに、中国に興味を持つ人が一人でも増えること。
日本と中国のブランドやクリエイターが出会うこと。
中国で生まれた魅力的な商品や文化が、日本で新しい物語を持つこと。
そして、読者のみなさんが、出来上がった結果を眺める観客ではなく、旅の途中から関わる仲間になること。
それが、私がつくりたい未来です。
応援してくださる方は、ぜひInstagramまたはXをフォローして、この挑戦を見届けてください。
中国文化やファッション、コスメが好きな方は、感じたことや知りたいことを、コメントやメッセージで教えてください。
そして、このプロジェクトに可能性を感じてくださった企業、ブランド、クリエイターのみなさま。
ぜひ、共創パートナーとして、一緒に物語をつくらせてください。
まだ、何も完成していません。
衣装も、メイクも、歩き方も、発信の形も、これからです。
だからこそ、今から関わってもらえたらうれしい。
2026年10月31日。
渋谷のステージに立つ私が、どんな姿になっているのか。
その答えを、これからみなさんと一緒につくっていきます。
Project Mandarin Journey、始動します。








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