こんにちは!本日(6月3日)ついに30歳となり、20代のお葬式を済ませたリモートガールです。
今回は30歳になりたてぴちぴち、(自称)意識高い系三十路女の私が
勝手に意識高い系女子を代表して、我々のマインド・思考回路を大暴露します。
何かと面倒くさくて難攻不落な意識高い系女子へのアプローチをお考えの、物好きな皆さん。
彼女たち向けのマーケティング、商品企画にお悩みのご担当者様。
ぜひぜひ、本記事を参考にして頂けると幸いです。
意識高い系女子が本気を出すのは「アラサー」になってから
28歳~30歳にかけて、今の職場で裁量権を得たり、マネジメント側にまわったり。
はたまた、独立の道を選んだり。
第二次結婚ラッシュもちょうどこのころ。
30歳に近づくにつれ、女性同士の人間関係や人生の歩み方にも大きな変化が訪れます。
そして我々意識高い系アラサー女子は、この時代に大きな意識改革を起こすのです。
意識高い系アラサー女子の特徴1:勉強の意欲が死ぬほど高まる
バリキャリの道に進んでいる(であろう)私は、これからもっと勉強して知識を蓄えなければ!
時間にもお金にもちょっと余裕が出てきた今だからこそ、
・語学学習をしよう!
・資格を取ろう!
・仕事に生かせるセミナーを受けよう!
・将来のために投資を学ぼう!
そんな学習意欲がめきめき湧いて、止まらなくなるのが意識高い系アラサー女子。
気づけばインスタやGoogleの広告は「資格」や「セミナー」の案内ばかり。
連日深夜のテンションで各所に申し込み、忘れたころに大量の講座がスタート。
スケジュールが恐ろしいほどタイトになる……のもまた快感。
それが私たちのあるべき姿なのだから!
意識高い系アラサー女子の特徴2:「自己投資」は最強の免罪符
学習も一種の自己投資ですが、我々意識高い系アラサー女子は多方面への意識が高いことでも有名です。
なぜなら、勉強ばかりのガリ勉女性ではなく、身なりにも気を行き届かせた完璧な女性を目指しているから。
そんなパーフェクトヒューマンであるために、スキンケアも食事も衣服も運動も、見た目に反映される全てのことが「自己投資」。
頑張る私のリラクゼーションタイムもちょっと豪華なお食事も、世の中の良いものを知るための「自己投資」。
「自己投資」のためなら、別腹ならぬ別会計が用意されています。
そんなこんなで毎月の買い物は全て「自己投資」として計上され、無駄遣いをしない完ぺきな女性の完成です。
・・・ん?
意識高い系アラサー女子の特徴3:グルテンフリー、糖質カット=プライスレス
我々意識高い系アラサー女子は「グルテンフリー」「糖質カット」とうたう商品に対して、盲目になります。
このワードがあるだけで、他社商品との価格比較という行為を一切放棄して買い物かごに放り込んでしまいます。
その上、「そこそこ」美味しければ、とても感動致します。
決して舌鼓を打つほどのクオリティでないにも関わらず、それを自覚していながらも
・「グルテンフリーにしては」美味しい
・「糖質カットなのに」美味しい
という別枠の基準が登場し、ジャッジが甘々になるのです。
あとは、その食品を継続することで得られる「医者いらずで健康な生活の維持」と「長期的に割高な料金を支払う」ことを天秤にかけ、ご想像通りですが、ほぼほぼ前者が勝ちます。
・・・ええと、毎回勝ちます。
断っておくと、我々意識高い系アラサー女子は味音痴である訳ではありませんので
「グルテンフリー」、「糖質カット」かつ非常に美味しい場合は、自発的にSNSや友人家族に布教活動を行います。
布教活動に関しては、自分がどう見られるかに大いに影響を与えますので、『本当に』美味しいと心から思わない限りは行いません。
PR担当の皆様、どうかその辺りはご理解いただければと存じます。
意識高い系アラサー女子の特徴4:「ながら」でできることは何でもする
テレビを見ながら:マッサージ
歯を磨きながら:スクワット
風呂を沸かしながら:筋トレ
散歩をしながら:リスニング
マスクの下で:小顔体操
我々意識高い系アラサー女子は、とにかく時間に追われています。
そして、生き急いでもおります。
ですので、1度の行為に2つ以上の成果を出すことに快感を覚え、それが当たり前になっているのです。
そんな私たちですから、1つの商品に1つの役割しか無いものなんてNoNo。
論外です。
かわいいだけじゃ生きていけないことを身をもって実感している我々だからこそ、1つ2役、いやいや3役、
いやいや、オールインワン!ぐらいの勢いで我々の琴線に触れてほしいのです。
嗚呼、ありがとう、オールインワン化粧品。
時短とクオリティの神様。
意識高い系アラサー女子の特徴5:異性よりも同性に褒められる方が嬉しい
我々意識高い系アラサー女子は、自己分析を常に行い、自分を知り尽くしています。
そのため、男性からの小手先の口説き文句や誉め言葉など1ミリも胸に響かず、
「どこ見て何言うとんねん。」
・・・と、口には出さないまでも、非常に冷めた気持ちで愛想笑いをしております。
反して、女性としての努力や細部への気遣いを敏感にキャッチしてくれる同性に対しては、甚大な信頼を置いています。
「そう!まさに!ここに気づいてくれてありがとう!!!」
と思いながら、100%本物の笑顔で感謝の気持ちを伝えます。
ワンオクターブ高いトーンでお互いをベタ褒めし合う女性特有のあの現象は、こういった背景で生まれたのだ。
と、かの有名な哲学者アリストテレスは語ります。(大嘘)
いかがでしたか?
にイラっとする。
我々意識高い系アラサー女子は、情報収集能力に長けています。
なんだかまとまりがなくなって、とりあえず締めに「いかがでしたか?」と書かれたネット記事に対して、結論の放棄だと憤慨します。
とは言いつつも「三十路」という、女性にとって非常に大事な誕生日の夜にこんな記事を世に晒すことが、なぜ「名案だ」と思ったのか。
どうしても思い出せない私は、これから一体どうやってこの記事にオチをつければよいのでしょうか。
しかし、ここまで読んで頂いた皆様に敬意を払うべく、しっかりとまとめたいと思います。
いかがでしたか?