こんにちは!中国在住バイヤーのリモートガールです。
今回は中国で「VPNが無くても使えるサービス」「使えないサービス」を用途別に洗い出してみましたので、ご旅行やご出張前に役立てて頂ければと思います。
検索系サービス
ウェブ版:×
系列アプリ:× ※Gmail、カレンダー、翻訳等全て
Bing
ウェブ版:〇
Yahoo!JAPAN
ウェブ版:〇
中国で突然VPNが不安定になった際でも、BingやYahoo!検索は今のところ問題なく使う事ができます。
とはいえ、検索結果はGoogleのそれよりも少なかったり、目的のページへ推移しようとしても開けない場合があります。
SNSサービス
ウェブ版:×
アプリ:×
ウェブ版:×
アプリ:×
ウェブ版:×
アプリ:×
ウェブ版:〇
アプリ:〇
アプリ:×
LINE
ウェブ版:×
アプリ:×
意外にもビジネス特化型SNSのLinkedInは、中国で規制を受ける事無く使う事ができます。
中国でのビジネスシーンに於いてメジャーなアプリとは言えませんが、グローバル展開している企業は登録しているケースがよくあります。(海外スタッフ採用や取引先開拓を目的として)
VOD(動画配信)サービス
Prime Video
アプリ:×
Netflix
アプリ:×
Hulu
アプリ:×
残念ながら、日本で人気の動画配信サービスは軒並み全滅です。
たとえVPNを利用した環境であっても読み込みに時間がかかるケースが多く、満足に利用するのは難しいでしょう。
ショッピング系サービス
Amazon.co.jp(アマゾン)
ウェブ版:×
アプリ:×
楽天市場
ウェブ版:×
アプリ:×
運営者用ページ(RMS):×
Yahoo!ショッピング
ウェブ版:×
アプリ:〇
運営者用ページ:×
Wowma!(ワウマ)
ウェブ版:〇
ZOZOTOWN(ゾゾタウン)
ウェブ版:〇
アプリ:〇
いつ、どんなタイミングで利用できなくなるか分かりませんが、今のところ大手ECモールはYahoo!ショッピングのアプリ版・Wowma!が唯一生き残っているようです。
BlueSurface|独自技術で安定した接続を保つサービス。1週間の無料トライアルあり。
月餅VPN|VPN規制強化中でもスムーズに繋がっているサービス。1週間の無料トライアルあり。
ビジネス系サービス
Skype
Skype:無料電話・チャットツール。打合せや国際電話としてよく用いられる。
ウェブ版:〇
アプリ版:〇
Zoom
Zoom:ウェブ会議ツール。面談や打合せ、ビデオセミナーによく用いられる。
ウェブ版:× →最近使えなくなりました(2019年9月頃~)
アプリ版:〇
appear.in
appear.in:ログイン、登録なしで使えるWeb会議ツール。
ウェブ版:〇
Chatwork
Chatwork:ビジネスチャットツール。タスク管理やグループチャットが可能。
ウェブ版:△(一部地域では繋がらない)
アプリ版:△(一部地域では繋がらない)
Slack
Slack:チーム向けコミュニケーションツール。作業効率化サービスとの連携も可能。
ウェブ版:△(一部地域では繋がらない)
アプリ版:△(一部地域では繋がらない)
Evernote
Evernote:ウェブ上にドキュメントを保存、共有できるサービス。
ウェブ版:〇
アプリ版:〇
Facebook Messenger
Facebook Messenger:Facebookのメッセージ機能が独立した、テキスト・音声通話ツール。
アプリ:×
チャットサービスについては、体感的に言うと「Skype」「Zoom」が安定して使えている印象です。
とはいえ中国で安定した通話を求めるのであれば、中国のサービス(WeChat)を用いるのがベターです。
BlueSurface|独自技術で安定した接続を保つサービス。1週間の無料トライアルあり。
月餅VPN|VPN規制強化中でもスムーズに繋がっているサービス。1週間の無料トライアルあり。
語学学習系アプリ
italki|ウェブ版/アプリ版共に〇
1レッスン1000円前後で英語、中国語を始めとした各国言語の教師からマンツーマンでレッスンしてもらえるサービス。1レッスン買い切り型で、都度予約。
フリマアプリ
ラクマ
ウェブ版:〇
アプリ:×
メルカリ
ウェブ版:〇
アプリ:×
※海外からの出品・発送は規約違反になるので閲覧のみの利用に留めておきましょう。
音楽・ラジオ系サービス
Amazon Music
Amazon Music:Amazonプライム会員であれば100万曲以上が聴き放題となる音楽配信サービス。
ウェブ版:×
アプリ:△ →再生が途切れやすい、曲のダウンロードができない
Spotify(スポティファイ)
Spotify:世界最大手の音楽ストリーミングサービス。
アプリ:〇
Podcast(iphoneポッドキャスト)
Podcast:iTunesで無料で提供されている、インターネットラジオの一種。
アプリ:〇
これまた意外ですが、ショッピングサービスとして利用できないAmazonも、音楽アプリの方はVPNが無くても利用できる状況です。現状、楽曲のダウンロードも可能です。
クラウドソーシングサービス
Lancers(ランサーズ)
ランサーズ :個人・法人間の仕事の発注が可能な日本最大級の仕事仲介サイト。
ウェブ版:〇
CrowdWorks(クラウドワークス)
CrowdWorks:個人・法人間の仕事発注が可能な仕事仲介サービス。受注者、依頼者双方専用のアプリもある。
ウェブ版:〇
アプリ:〇
Coconara(ココナラ)
Coconara:個人の知識・スキルの売買プラットフォーム。1案件500円~のものが多い。
ウェブ版:〇
アプリ:〇
中国に居ながらにして、日本の案件をこれらクラウドソーシングサイトから受注することができます。
ウェブサイト運営系サービス
WordPress(ワードプレス)
WordPress:PHPで開発されたオープンソースのブログソフトウェア。
ウェブ版:〇
アプリ:×
ありがたいことに、ブログ更新に欠かせないワードプレスのウェブ版はVPNを使うことなく利用することが可能です。
なぜかアプリの方はVPN接続していないと機能しないのですが…。
ちなみにブログのテーマはオープンケージさんのSTORK(ストーク) を利用しています。
中国でより快適に過ごすにはVPNが不可欠です
以上の結果を踏まえると、中国ではVPNを用いずに使えるサービスが意外と多いと感じたのではないでしょうか。
とはいっても日本で使っているサービスをそのまま中国で使いたいとお考えの方は、VPNを利用する他ありません。
中国へ長期滞在を予定されている方、日本と同等のインターネット環境でお仕事をする必要がある方はVPNを使って中国のネット規制を回避しましょう。
私が中国で使っているVPNについては、『中国のVPN規制強化で繋がらない!? おすすめの3社を検証』でご紹介、解説していますので合わせてご活用いただければ幸いです。
BlueSurface|独自技術で安定した接続を保つサービス。1週間の無料トライアルあり。
月餅VPN|VPN規制強化中でもスムーズに繋がっているサービス。1週間の無料トライアルあり。