中国旅行のネット規制対策はこれだけでOK!【中国ノマドおすすめ】

中国旅行中のネット環境と規制対策

こんにちは!中国在住バイヤー、リモートガールです。

今回は中国旅行・出張に行く前に押さえておくべき『中国のネット規制状況』と『対策』をご紹介したいと思います。

リモートガールとは?

2014年から約5年間、ECベンチャーのバイヤーとして3カ月に1度の頻度で中国へ出張。

仕事をきっかけに中国の虜となり、プライベートでも度々中国へ。

2019年、中国に拠点を移し、バイヤー/セールスライター/商品企画コンサルタントとしての活動をスタート。

中国のネット環境と規制(金盾)対策

中国では一部の外資系サービスが使えない

中国でVPN無しで使えるサービス

中国では、政府の規制により一部の外資系ウェブサイト及びアプリを利用する事ができません。

したがって、何の用意もなく中国へ旅行に行った場合、代表的な例として「Google」「Facebook」「Instagram」「LINE」「Twitter」等といったサービスが全く使えなくなってしまうのです。

往復航空券の情報をGmailに入れていたり、ホテルまでの道のりをGoogleマップで調べたり、という事が一切できなくなるだけでなく、日本にいる家族へLINEで連絡することもできなくなってしまいます。

このような状況を避ける為に事前に取るべき対策を「3種類」ご紹介したいと思います。

紹介する3つの対策方法のうち、どの方法があなたに適しているのかも合わせてご説明しますのでご安心下さい。

対策1.香港SIMカードを利用する

中国対応SIMカード

こちら1つで7日間使えます

まず1つ目の手段は、SIMフリー端末に香港のSIMカードを差し込む方法です。

SIMフリーのスマホやタブレットに対しこのSIMカードを差し込むことで、中国のネット規制の影響を受ける事無くネットやアプリを使用することができるようになります。

 

SIMフリー端末に差し込んだタイミングから7日間利用する事ができ、容量は2GBと十分な量。

万が一途中で容量が足りなくなりそうな場合はクレジットカード決済で容量を追加購入も可能ですし、SIMカード1枚当たり1000円ちょっとなので予備としてもう1枚買っていても良いでしょう。

スマホメインで使う方で、1週間以内の旅行や出張に行く方におすすめです。

対策2.VPN付きモバイルwifiをレンタルする

REMOTE GIRLとは

お手持ちのスマホ・タブレットがSIMフリー端末でない場合は、モバイルwifi(ポケットwifi)をレンタルするという手段を取ることができます。

ここで注意したいのは、海外対応しているモバイルwifiであっても特に中国エリアに注力できているか否かという点。

先ほど述べたように中国は政府によるネット規制が厳しく、日々その取り締まりの範囲は変わっています。

そのような状況に対応しつつ、中国内でも北から南までのエリア別に接続確認が取れているサービスを選ぶ必要があるのです。

そこで私がおすすめするのは『イモトのWiFi 』です。

 

早ければ早いほどお得になる早割はもちろん、法人契約の場合の特別なサービスや返却の簡単さが魅力的な人気のレンタルサービスです。

以下の空港内にあるカウントーであれば、出国のタイミングで端末を受け取り、帰国時にカウンターに設置されたポストに入れるだけでOK。

  • 新千歳空港 国内線ターミナル
  • 成田国際空港 第1ターミナル
  • 成田国際空港 第2ターミナル
  • 羽田空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港
  • 福岡空港

設置されていない場合や受け取りの時間が無い場合であっても、宅配サービスを使って自宅や勤務先にレンタル端末を届けてもらう事が可能です。

( ↓ )詳細はこちら

 

対策3.VPNを契約する

中国のネット規制対策におすすめのVPN「BlueSurface」

最後に、2週間以上の滞在をする方におすすめなのがVPNサービスを利用する方法。

VPN(Virtual Private Network)は、 通信事業者のネットワークやインターネットなどの公衆ネットワーク上で作られる、 仮想的な専用ネットワークの総称です。 VPNと言っても、通信事業者がサービス化しているようなVPNや、 インターネットなどの公衆網を用いるVPN、 スマートフォンやPCから利用するVPNのように、 多種多様なVPNの仕組みやサービスが存在しています。

参照:日本ネットワークインフォメーションセンター「VPNとは」

と、VPNそのものの仕組みを理解するのは少し難しいのですが、要するに中国にいながら香港や日本のサーバーを経由してネットを利用することができるので、中国政府によるネット規制を直接受ける事がない点がこの仕組みのポイントです。

「VPN」と検索すると沢山のサービスが出てくるので、価格や利用期間に合わせて自分に合ったサービスを選んでみてください。

ちなみに私は『BlueSurface』というサービスを利用しています。

というのも、以前仕事の取引先であった中国拠点の日系企業が使用しており、その安定性を知っていたからです。

それ以降、継続している中で何度も中国政府によるVPNの取り締まり強化が図られたのですが、その度に日本人スタッフの方がバックアップとしての接続先を迅速に提供してくれたりと、安心したサポートが付いている点も利用している理由の1つです。

2週間は無料で試す事もできるので、地域によっての繋がりやすさを確認する意味でも契約前に必ず無料お試しを利用しましょう。

1年契約であれば月に850円と破格の安さなので、長期滞在の方や頻繁に出張に行く方にとっては文句のつけようのない価格かと思います。

 

 

 

香港SIM・レンタルwifi・VPN契約の違い

中国のネット規制対策おすすめの方法とその違い

ここまで述べてきた『香港SIM』『レンタルwifi』『VPN』の3つの方法ですが、一体自分はどれを使えば良いのだろうか?という方に簡単な判別方法をご説明したいと思います。

 

『香港SIMカード』利用がおすすめの人

・SIMフリーのスマホ又はタブレットを持っていて、中国旅行で利用する予定である

かつ

・中国でパソコンを利用する予定がない

この両方が当てはまる方は『香港SIMカード』さえ用意すればOKです。

 

『レンタルwifi』利用がおすすめの人

・SIMフリーのスマホ又はタブレットを所持していない(又は良く分からない)方

又は

・スマホとPC両方利用したいが、VPNやSIMなどの言葉に抵抗があり使える自身がない方

このどちらかに当てはまる方にとっては、『レンタルwifi』が最も簡単な方法だと言えるでしょう。

(↓)中国利用におすすめ『イモトのWiFi』

 

『VPN契約』がおすすめな人

・中国に2週間以上滞在予定である人

又は

・月に1度以上のペースで中国に出張する方

又は

・なるべく安い料金でスマホとPC両方のネット規制対策をしたい方

におすすめなのがVPNの利用です。

「契約」というとなんだか大掛かりで契約期間の縛りが発生しそうな気がするかもしれませんが、そのような事はありません。

例えば私が利用している『BlueSurface』であれば2週間の無料トライアル後に解約することも可能ですし、30日プラン、90日プラン、180日プラン、360日プランと小刻みにプランが分かれているので必要な時だけ都度都度契約するのも賢い方法だと思います。

 

 

 

中国ネット規制と対策のまとめ

中国ノマドがおすすめするネット規制対策

中国=Googleが使えない!と悲観的にならず、然るべき対策を取れば不便する事無くネットを利用する事ができるので、中国へのご旅行前にご自分に合った方法で準備をされてみて下さい。

どの方法も1度使えば何ら難しいこともないので、その後の中国旅行へのハードルも下がるのではないかと思います。

みなさんの中国での時間がよりよいものとなれば幸いです。

 

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