中国のコーヒースタートアップ「luckin coffee」の使い方と特徴

luckin coffeeを使ってみた

こんにちは!リモートガールです。

突然ですが皆さん、先日米ナスダックに上場した「luckin coffee」をご存知でしょうか。

「luckin coffee」とは2017年10月の創業以来、中国国内で既に2000店舗以上の出店を果たしている新進気鋭のスタートアップ企業です。

中国は日本ほどにコーヒーを飲む文化が浸透しておらず、大手コーヒーチェーンと呼ばれるものはスターバックスと上島珈琲程度。この両者ではスターバックスが圧倒的店舗数を誇っており、国内で3000店舗を超えています。

最近東京にオープンした“スタバ高級版”こと「Starbucks Reserve® Roastery 」も既に中国大都市・中都市には数店舗ずつ展開されており、スターバックスは中国でのコーヒーマーケットを独り占めしているといっても過言ではありません。

 

luckin coffeeとスタバの違い

luckin coffeeを使ってみた

それでは今なぜ、luckin coffeeがここまで注目され、破竹の勢いで上場に至ることができたのでしょうか。

秘密はその「注文方法」に隠されていました。

普段、私たちが外でコーヒーを飲む場合、

店に入る→メニューを選ぶ→並ぶ→注文する→支払う→待つ→受け取る

という流れを踏みますよね。人が少なければ入店から受け取りまで5分程度といったところでしょうか。

しかしluckin coffeeの場合、

店に入る → 受け取る

というプロセスのみ。

厳密に言うと、その他は全て専用のアプリ内で事前に済ませる仕組みとなっており、それ以外の方法(例えば入店してメニューを伝える、現金で支払う、等)は一切取れないように徹底されています。

 

「luckin coffee」注文から受取りまでの流れ

私の住んでいる西安市にも既に進出していましたので、最寄りの店舗で早速試してみました。

まずは「luckin coffee」のアプリをダウンロード。こちらは日本でもダウンロード可能ですので、どのようなアプリか気になる方はぜひ見てみてください。

ちなみにluckin coffeeのユーザインターフェイスは中国のあらゆる飲食店、出前アプリで採用されているものに近く、これといって新しい要素はありません。

補足

中国の飲食店や出前アプリでよく見られるユーザーインターフェイスについては、

QR決済は当たり前。中国のセルフオーダー&スマホ決済のコンボが最強すぎる

で詳しくご紹介しています。

 

luckin coffeeを使ってみた

ECサイトと同じ要領でアプリ内で商品を選び、決済を行うと、注文に対するQRコードが発行されます。

店に入り、カウンターに置いてあるスキャナーに向けて先ほどのQRコードをかざせばそれが引換券の役割を果たし、瞬時にコーヒーを受取る事が可能です。

 

luckin coffeeを使ってみた

全店舗で同様のシステムが取られており、店員のレジ打ちやメニュー取りは一切不要。たとえ目の前にいたとしても、全てアプリ内で完結させなければなりません。

 

luckin coffeeは持ち帰りがメイン

luckin coffeeを使ってみた

以上がluckin coffeeとスターバックスの大きな違いですが、他にも特筆すべき点が2点。

1つ目は店舗の内装です。

コーヒーショップと言えば、次の予定までの休憩やちょっとした打合せ場所として使いやすい内装をイメージしがちですが、luckin coffeeは違います。

オフィスビルの1階エントランスやホテルのロビー横など、ちょっとしたスペースの中に受け渡し用カウンターとバリスタ用のスペースがあり、テーブルとイスは多くて5セット程度。とてもゆっくり過ごせる空間とは言えません。

これはluckin coffeeが待ち時間なくコーヒーをピックアップできることを売りにしている点から、合理的なデザインだと言えるでしょう。

この点を踏まえ、2つ目に挙げられるのがその価格。

内装費に必要以上のお金をかける必要が無い分、luckin coffeeの全体メニューはスターバックスより約25%ほど安い価格設定となっています。

コーヒーだけでなくケーキやサンドイッチなど、スタバでも人気の軽食が安く手に入る点はかなり大きなポイントです。

 

世界的なバリスタの味を安価で

luckin coffeeを使ってみた

早い・安い・・・と来れば、求められるのは「うまい」か否か。

実際に飲む前までは、知人から「美味しくない」と聞いていたのであまり期待せずにいたのですが、今回ブラックのアイスコーヒーを飲んでみて、スタバに負けず劣らずの美味しさだと断言します。

意外にもluckin coffeeは有名バリスタや上質な豆を起用していることを推しており、味へのこだわり様も伺えます。

通常のスタバのブラックコーヒーと同じクオリティを25%も安く買えるのなら私はこちらを選ぶかもしれない。

 

スタバは必要なくなるのか

luckin coffeeを使ってみた

それでは、今後スタバを利用することはないのか…と言われると、そうではありません。

なぜなら、それぞれの魅力、つまり利用する側の意図が異なるのではないかと思うからです。

日本であっても中国であっても、スターバックスはいつ見ても人でいっぱい。お一人様から、友人、Mac族まで、1杯のコーヒーと共に店内で有意義な時間を過ごしていますよね。

少なくとも15分、長い人は1時間以上店内にいるのではないでしょうか。

そういった観点から、スタバ利用客はコーヒーだけではなく、その空間に対する利用料を支払っている。ともすれば、コーヒーは然程好きではないけれど、とりあえず座りたいから仕方なしに買っている…という人もいるかもしれません。

対してluckin coffeeは、純粋に「コーヒーが飲みたい!」という顧客層がメインとなり、その他の事象から購入に繋がる可能性はとても低い。

仮にちょっとお腹が空いたから、という人がいたとしても、中国ではデリバリーがとても充実していますので、わざわざ店まで赴くのはデメリットでしかありません。

もちろんアプリ注文時に「持ち帰り」又は「デリバリー」を選択することができるので、全くの不戦敗という訳ではありませんが、コーヒーショップの軽食 VS 飲食専門店 となれば選ばれる可能性はかなり低いでしょう。

 

luckin coffee様へご提案(僭越ながら…)

luckin coffeeを使ってみた

と、ここまで利用してみた感想とライバル視されているスターバックスとの比較を述べてきたのですが、今後こんなことが実現してほしいな…という消費者意見を勝手に提案してみたいと思います。

それはズバリ、

半径3km以内の飲食店へのドリンクデリバリーを可能にしてほしい

中国ですし、やろうと思えばできるのですが、「luckin coffee提携店」といった感じで謳って頂ければ正々堂々と利用もできますし、何ならお互いにクーポン出し合ったりもできるのではないでしょうか。

特に、中国のベーカリー店はドリンクが全然充実していないので(美味しくない…)、食後に美味しいコーヒーが飲めたらすごく有難いのです。

コーヒー好きって、食後に口を〆る意味で飲みたくなりますよね?

その後、スタバと同じように当日中であれば2杯目を少し安く提供するお代わり割引をluckin coffee実店舗でのピックアップ限定で実施するとか。

 

luckin coffeeの皆様、どうかご検討頂ければ幸いです。

 

 

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日本でも話題のスタバ高級店については、

ARにスマホ決済!世界最大のスタバ高級店「ロースタリー」上海の魅力に迫る【前編】

上海に現れた世界一大きなスターバックス高級店の魅力をお届け【後編】

で取り上げていますので、ぜひご覧ください★

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