【2019年版】中国で「臨時宿泊登記」をした時の必要書類と流れ解説

【2019年版】中国で「臨時宿泊登記」をした時の必要書類と流れ解説

こんにちは!中国在住バイヤーのリモートガールです。

今回は中国移住・長期滞在する人にとって欠かせない手続き「臨時宿泊登記」について解説したいと思います。

外国人のホテル以外の滞在には「臨時宿泊登記」が必要

【2019年版】中国で「臨時宿泊登記」をした時の必要書類と流れ解説

通常、中国への出張や旅行の際多くのの方はホテルを予約されると思います。

しかし、移住やデュアルライフがブームの昨今、この記事を読んでいる方の中には中国での生活をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

また、社員を中国へ派遣することをお考えの企業様。

そのような方々が必ず知っておかなければならないのが「臨時宿泊登記」という届け出です。

在中国大使館のHPによると、

1 外国人がホテル等(賓館・飯店・旅店・マンション・学校宿舎など)に宿泊する際にはフロントデスクで旅券(又は居留証)を提出して「臨時宿泊登記」をします(このデータはホテル等から公安に報告されます。)。 証明書が必要な場合はフロントデスクに申し出ると発行してもらえます。

2 この宿泊登記を代行してくれるフロントデスクやレセプションデスクのない知人宅や民間アパートに宿泊する際には、着いてから24時間以内に、宿泊先の人を伴って管轄の派出所に出向いて「臨時宿泊登記」を行う必要があります。

出典:在中国大使館

となっており、つまり、外国人がホテル以外に宿泊/滞在する場合は入国後24時間以内に最寄りの派出所で「臨時宿泊登記」を行わなければならないという訳です。

そしてこの手続きを怠った場合、罰金を科される場合があります。といっても、中国で免許を取得するようなタイミング以外でこの登記の提出を求められる場面はほぼありません。

とはいえ何かのきっかけで公安に提出を求められ、登記をしていないことが発覚すれば後々面倒になりますし、その後のビザ更新にも悪影響を与えかねません。

後のトラブルを避けるためにも、しっかりと登記を行う事をおすすめします。

 

【補足】Airbnbでの「臨時宿泊登記」

ちなみに、中国でもサービス展開されているAirbnb等の民泊サービスはこの登記に完全に対応しきれているとは言い難い状況だと言えます。

Airbnbによると、中国のホストに予約を完了した後に「臨時宿泊登記」のための手続き案内が送られてくるそうです。

…がしかし、リモートガール個人で以前(2018年)上海で利用した際にはそのような案内は来ませんでした。

このようにホストによって対応が異なる可能性も踏まえ、ご自身で登記することが出来る方以外はホテルを利用される方が良いかもしれません。

 

「臨時宿泊登記」の注意点と必要書類

中国でホテル以外に宿泊する場合に必要な「臨時宿泊登記」の方法と必要書類

臨時宿泊登記を行うにあたってまず注意しなければならないのが、入国から「24時間以内」に行わなければならないという点です。

丸一日あるから…といって油断していると非常に危険。

というのも、この手続きは滞在地域の管轄する公安派出所でしか行う事ができません。

* 手続きができる公安派出所を見つける

* 公安が営業している平日に行う

という事を念頭に置いておきましょう。

臨時宿泊登記に必要なもの

  1. 本人のパスポート原本
  2. 滞在する部屋の賃貸契約書の原本
  3. 大家の産権証(部屋の登記簿謄本)
  4. 大家の身分証(コピー裏/表)
  5. 本人が部屋の借主と名義が異なる場合は借主の身分証
  6. 業務/就労ビザで滞在の場合は本人の名刺(経験より推奨)
  7. WeChatをインストールしたスマートフォン(経験より推奨)

臨時宿泊登記の手続きの前に、上記を全て揃えておきましょう。

24時間以内に届け出ができなかったらどうなる?

ちなみに私は24時間以内に届け出をすることができませんでした。

この登記の存在を知らずにフライトを予約し、金曜日の夜に中国へ入国。24時間後は土曜日ですので、当然公安は閉まっています。

その後も仕事や引越しの手続きやらであっという間に1週間が過ぎてしまい、手続きを終えたのは入国から約10日後でした。

 

ここで気になる罰金ですが…

 

何もお咎めはありませんでした。( ゚Д゚){ぇ!?)))

 

…とはいえ、私のようにお咎めが無かったのは運が良かったのか、それともこの登記がそこまで重要視されていないのか真相は不明ですので、皆さんは期限を守って下さいね!

 

公安で臨時宿泊登記をした際の流れ

【2019年版】中国で「臨時宿泊登記」をした時の必要書類と流れ解説

私が西安の公安部で行った実際の流れはこうでした。

管轄の公安へ登記手続きに行った当日、上記1から5の必要書類のコピーを取られ、登録の為の顔写真を撮影されます。

(撮影があるとは知らずスッピンで行ってしまい一瞬後悔しましたが、物理的なカード等が発行される訳ではないので問題無し。)

中国のチャットアプリWeChatで公安出入国に関する公式アカウントをフォローするように言われ、そこから専用のフォームを埋めて送信。

手続きの最中、お偉いさんのような男性職員が名刺を求めてきたので渡すと(※名刺は日本語表記)さっと目を通して、

「悪い事するんじゃないよ、真っ当にきちんと過ごすんだよ。」

と言って名刺を返し、去って行きました。

 

中国というお国柄、届け出が遅くなった事による罰金はもちろん、長い時間拘束でもされて質問攻めにあうのではと内心冷や冷やしていましたが、そのような心配は杞憂に終わり、作業はものの30分弱で終了。

非常にあっさりとしたものでした。

 

「臨時宿泊登記」申込フォームの内容

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スマホで入力した今回のフォームは、以下の内容が必須項目となっていました。(上から順番に)

国籍

氏名(ローマ字表記)

性別

生年月日(選択式)

パスポート番号

滞在場所の住所

派出所(選択式)

本人電話番号

緊急連絡先の氏名

緊急連絡先の電話番号

パスポート写真(顔写真ページ)

パスポート写真(VISAページ)

 

 一連の作業に中国語力は必要?

ご覧の通り、オンラインフォームには英語が併記されているので入力に関しては何ら問題ないかと思われるのですが、最大の難関は「最寄りで管轄の公安を見つけること」でして、そこにたどり着くには土地勘や中国語力が必要になります。

この作業をされる方の大半は移住や駐在が目的になると思いますので、ある程度の中国語力を身に付けてから、もしくは中国人のお知り合いに対応をお願いすることを強くおすすめします。

公安の職員とのやり取りを少しでも円滑にするために「日本語一点張り」だけはやめた方が良いでしょう。

再入国をした場合は再度手続きが必要(オンラインでOK)

今後入出国を繰り返す場合は、その都度(入国する度に)登記の更新が必要とのことで、その際は初回のように公安に赴く必要はなく、専用のフォームからオンラインで更新が可能とのこと。

ビザの更新で日本に一旦帰国し、再度中国に戻ってきた場合は戻り次第速やかに臨時宿泊登記を更新しましょう。

 

電子化された書類作業

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今回の経験で一番驚いたのは、中国の行政機関である公安部が、外国人向けの手続きという非常にマイナーな書類仕事を電子化しているという事実。

日本でのお役所仕事をイメージしていた私にとって、臨時宿泊登記という作業は半日仕事になることを覚悟していました。それがものの30分で終わったのですから、中国の電子化への順応力とスピード感を実感せざるを得ませんでした。

 

中国では着々とキャッシュレス・ペーパーレスが進んでいる…

そんな差を肌で感じた1日でした。

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