WeChatPay送金&決済の初期設定方法【中国銀行口座を持っている場合】

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

WeChat Payが有効化されたアカウント

こんにちは!中国在住バイヤーのリモートガールです。

今回は日本人がWeChatで決済機能を使う為に必要な準備と手続き方法をご紹介していきます。

こちらでは「国際クレジットカードでチャージする方法」ではなく、通常の方法「中国の銀行口座」を紐づける方法をご紹介しています。

決済機能(WeChatPay)を使うために必要な物

必要な物

・パスポート

・顔が認識できる写真

・中国の銀行カード

+WeChatで送金してくれる相手(既にWeChatPayが有効化されているアカウント)

ここで最もハードルが高いのが「中国の銀行カード」の用意です。

銀行カードを手に入れるためには、中国で銀行口座を開設しなければなりません。

ここで断念せざるを得ない方が多いかと思いますが、ここからは「中国の銀行カード」を持っていることを前提に話を進めていきます。

決済機能(WeChatPay)を有効化する方法

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

インストールした直後のマイページ(「自分」の項目)ではWeChatPayの機能が表示されていません。

その為、管理画面から自力で決済機能を有効化することはできない仕様になっています。

そこで必要になるのが「他人からWeChatPayでお金を送ってもらう」という工程です。

1:WeChatPayでお金を送ってもらう

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

相手から「0.1元」を送ってもらった直後

WeChatPay有効化の設定を始めるためには、既にWeChatPayを利用している相手からお金を送ってもらう必要があります。

金額はいくらでも構いません。

お金を送ってもらうと上記画像のようなメッセージが届くので、「査看詳情」をタップして下さい。

2:身分証を登録する(要「パスポート」)

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

次に、上から順に「携帯番号」「地域」「住所」「職業」「パスポート写真」「自分の写真」を登録していきます。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

「Photo of You」の写真は、その場で撮っても以前撮影した自撮りでもOKです。

全て入力が完了したら「Submit」を押して登録完了です。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

3:再度相手に送金してもらう

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

オレンジの部分をタップする

前回の送金は身分証登録をするためのトリガーとして利用しただけで、送金自体は無効になっています。

そこで再度、WeChatPayを使っている方に送金をしてもらいましょう。

身分証登録をした後であれば、上記画像のように相手からのチャット上に送金額が表示され、受け取り手続きに移ることができるようになります。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

チャット上に表示されたオレンジの吹き出しをタップすると、このようなお知らせが出てきます。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

その後「領収書を確認」ボタンを押すと、次に必要な作業に移ることができます。

4:実名認証を行う(要「中国銀行カード」)

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

最後に、実名認証を行います。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

WeChatPay利用に当たっての規約に「同意」します。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

「身元情報」では、先ほど入力した内容と同じ情報を入れていきます。

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

「身元情報」を入力した後、最後の入力項目として「カードの追加」という画面が表示されます。

ここで言う「カード」とは「中国の銀行カード」の事を意味しており、本人(身元情報で登録している名前)名義で開設している中国の銀行口座が必要となってきます。

※中国で銀行口座を開設すると自動的に「銀行カード」が発行されます。

この銀行カードを登録することで、WeChatPayの機能(送金、受け取り、支払い)が有効化されます。

WeChatPayが有効化されたアカウント

日本人がWeChatPay送金するために必要な事【銀行カード必須】

WeChatPayが有効化されたアカウント

WeChatPayが有効化されると、マイページ上で「WeChat Pay」というメニューが表示されるようになります。

その他にも支払いに関連した「カード&特典」というメニューが新たに追加されます。

「マネー」で支払い、「ウォレット」で残高管理が可能

WeChatPay画面ではウォレットと支払い機能が表示される

マイページから「WeChat Pay」をタップすると、支払いに必要な「マネー」という項目と残高管理に必要な「ウォレット」という項目が表示されます。

その他にもテンセント(WeChatの運営会社)が提供する様々なサービスが表示されるようになります。

WeChatPayを有効化するとミニプログラムが使えるようになる

WeChat内のミニプログラムが利用できるようになる

WeChatPayを有効化することで支払い機能やテンセントグループのサービスだけでなく「ミニプログラム」と呼ばれる“アプリ内のアプリ”を利用する事もできるようになります。

これらミニプログラムを使えば、配車アプリやチケット予約アプリを別途ダウンロードせずにWeChat内でそういった予約・購入が可能になる便利なサービスで、支払いはWeChatPayを用いて行います。

WeChatPay初期設定方法まとめ

  1. WeChatPayでお金を送ってもらう
  2. 身分証を登録する(要「パスポート」)
  3. 再度相手に送金してもらう
  4. 実名認証を行う(要「中国銀行カード」)

WeChatを既に使っている相手が必要である点と中国の銀行口座が必要である点がなかなかハードルの高いポイントですが、それさえクリアできれば外国人である私たち日本人でも中国でキャッシュレスの恩恵を受ける事ができます。

出張や駐在で長期間中国へ滞在する予定のある方は必ずWeChatPayを有効化しておきましょう。

 

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