こんにちは!中国在住バイヤーのリモートガールです。
中国といえばグレートファイアーウォール=ネット規制で有名で、外資系の大手サービスが使えないことは既にご存知かと思います。
もちろん、VPNを利用することである程度解決することはできます。
しかし、大事な会議や打合せの最中に接続が不安定になっては仕事に支障を来してしまいますよね。
そこで今回は中国でVPNを使わなくても利用できる無料ビデオ通話サービスを5つご紹介したいと思います。
appear.in(アピアーイン)
最近はWEB面接に利用している企業も多い「appear.in」。
ミーティング用のURLを発行して共有するだけで、瞬時にビデオ通話が開始できるというツール。
共有される側(=ミーティングに招待される側)はアカウント発行の必要がなく、ただURLをクリックするだけ。
相手にアカウントを作ってもらう必要がないので、中国人スタッフ採用面接に用いるのに便利です。
Zoom(ズーム)
こちらも企業の面談やミーティング用途として人気なビデオ会議ツール。
ミーティングの時間予約や画面共有ができる点からオンラインセミナーの開催に用いる人も多い印象です。
こちらも中国で問題なく使えるので、日中間の会議や中国現地からオンラインセミナーを開催をしたい方にお勧めです。
※2019年9月以降、PCダウンロード版での利用ができなくなってしまいました。
スマホ・タブレットでのアプリ利用は問題ありません。
slack(スラック)
ビジネスチャットツールとして人気の「slack」ですが、実はビデオ会議も搭載しています。
プロジェクトごとにチャットルームが作れる面から、チーム内で使うのに便利なツール。
中国人スタッフを採用した際のマネジメント、週一回の顔合わせミーティングなどに適しています。
Chatwork(チャットワーク)
同じく、ビジネスチャットルームとして人気の「Chatwork」。
タスク管理がしやすい面から、外注を多く採用している企業にオススメのツールです。
細かな締め切りが多いスタッフの管理に適しています。
Skype(スカイプ)
チャットや通話で利用している方も多いSkype。画面共有をしたり、グループビデオ通話もできることから社内ミーティングに使っている方も多いのではないでしょうか。
リモートワークを採用している企業やフリーランスに無くてはならないSkypeも、実は中国で普通に使えてしまいます。
中国ではいつ、どんなタイミングで、サービスが規制対象にされるか分かりません。
この記事を更新している時点ではどれも使えているサービスではありますが、念には念を。
地域によって突然使えなくなるということもあるので、中国に長期滞在する方は随時こちらのページで規制状況を確認することをお勧めします。
VPNがないと使えないサービス
LINE通話
言わずもがな、中国で繋がらないで有名なLINE様。ここは大人しく中国版LINEの「WeChat」を利用するのが得策です。中国に長く滞在するのであれば尚更、WeChatアカウントを作っていて損はありません。
Messenger通話
メールでのやり取りよりメッセンジャー派というビジネスマンも増えてきており、中国でうっかり使おうとすると全く繋がらず困ってしまうツールです。
VPN接続が不安定な日にも連絡が取れるように、メッセンジャーでしか繋がっていない方にはメールアドレスを伝えておくと安心です。
Instagram通話
ビジネスで使う方は少ないと思いますが、若者の通話ツールの1つとして思った以上に用いられています。
インスタグラマーとのやり取りやちょっとした打合せに用いている方は、やはりメールアドレスを交換しておくと尚安心です。
現在中国で安定しているVPNはこちら
(随時更新中)
BlueSurface:PC→利用できています。スマホ→繋がりにくい状態。
セカイVPN :PC,スマホ→繋がりにくい状態。
月餅VPN :PC,スマホ→共に利用できています。
VPNがないとどうしようもない業務(Google系列のツールを使ったり、Facebookを更新したり等)もあると思いますので、そのような方に役立つ最新のVPN情報は「中国のVPN規制強化で繋がらない!? おすすめの3社を検証」で随時更新しています。
合わせてご活用頂ければ幸いです。