上海と北京、乗り継ぎ難易度が高いのは?失敗から学ぶ「心得と対策」

パック大好きリモートガール

こんにちは!北京首都国際空港にて非常に苦い経験を持つリモートガールです。

まあ、多くは語りませんが、

 

保安検査で大量にコスメを没収され、乗り継ぎに失敗し、深夜1人空港で大泣きした。

 

そんな、ハードな経験を持つ私だからこそ伝えたい、中国2大空港乗り継ぎの際の注意点と対策を共有致します。

 

上海浦東国際空港の乗り継ぎ難易度は“普通”

上海浦東国際空港での乗り継ぎ|リモートガール

結論から申し上げますと、上海浦東国際空港の荷物検査は至って“普通”。

何が“普通”で何が“普通でない”か、という基準についてはこちら「エアチャイナ×北京国際航空で乗り継ぎ失敗!その原因と対策をまとめました。」を読んで頂ければ分かると思うのですが、要するに

「乗り継ぎ」以外に必要な行為がない

という意味で、“普通”と定義しています。

上海浦東国際空港の場合は、到着の遅れが出ない限りスムーズに乗り継ぎが可能。

一般的に必要だと言われる「2時間」程度を乗り継ぎの時間に確保できれば問題ありません。

 

北京首都国際空港の乗り継ぎ難易度は“高い”

北京国際空港の乗り継ぎは危険|リモートガール

対して、北京首都国際空港の場合は以下の試練をくぐり抜ける必要があります。

1.トランジット(乗り継ぎ)であっても預け入れ荷物の再検査が必要

北京首都国際空港は中国内の他空港と異なり、トランジットあっても預け入れ荷物を受け取り、乗り継ぎ前に再度荷物検査を受けなければなりません。

それ故、飛行機を降りてすぐに手荷物受取レーンで預け入れ荷物をピックアップする必要があります。

しかしただでさえ人の多い中国。更に国際便のハブ空港となっているものだから乗り継ぎ便もひっきりなしに到着します。それ故、空港上空での待機や順番待ちによる遅延も日常茶飯事で、定刻通りに到着する方が珍しいのでは?と思うほど。

降りた後も当然人が多いが故、全ての手続きに対して数十分ずつ並ぶ羽目になります。

乗り継ぎの所用時間は最低でも2時間、できれば3時間以上は確保しておいたほうが良いでしょう。

 

2.液体類に対する荷物検査の基準が厳しい

更にその荷物検査の際、液体物・クリーム類はたとえ預け入れのスーツケースに入れていようと100ml未満でないと没収されてしまいます。

たとえ出国時に問題なく検査をクリアしていたとしても、関係ありません。

中国、更には北京首都国際空港から入国した時点で、彼ら主導のルールになります。

空っぽの容器であろうと、水っ気のない固いクリームであろうと、100ml以上であれば問答無用に没収されますのでご注意を。

 

3.空港が広い=移動に時間がかかる

荷物受取のレーンが無数に点在していたり、手荷物検査場からゲートまで徒歩10分近くかかったり、日本の空港では想像もつかないサイズの北京首都国際空港。

たかが10分、されど10分。

荷物受取りレーンに向かって、入国手続きを受けて、保安検査を受けて、ゲートに向かって……周りに人がいなかったとしても(そんな日があるわけないけど)30分はかかるでしょう。

そこに待ち時間が加算され、場所が分からず右往左往し、検査でいちゃもんつけられ(←)…..としているうちにあっという間に乗り継ぎ失敗!

なんていう私のような目に合わない為にも、それぞれの場所が分からないと思ったらすぐに近くのスタッフに訪ねて時間を浪費しないようにしましょう。

 

 

これら3つの試練をくぐり抜けた者こそ、北京首都国際空港の乗り継ぎを征する。

そして私は、しばらくの間必要に迫られない限りこの空港を使う事はないだろう。

 

 

という訳で、皆さんは余裕を持った時間配分と100ml未満の液体・クリームを装備してこの鬼門に挑まれて下さいね。

 

中国全空港での要注意項目

最後に、日本人が見落としがちな中国の空港ならではの注意点を1つご紹介。

モバイルバッテリーの電池容量(mAh)とワット時定格量(Wh)の表記を要チェックや!

北京首都国際空港のHPによると、

充電宝、リチウム電池は、荷物として託送することが禁止され、携帯の際に以下の条件を満足しなければなりません(電動車椅子に使用されるリチウム電池については別途規定がある)。

1.明確な標識があり、定格出力は100Wh未満または等しい。

2.定格出力が100Whを超え、160Wh未満または等しい時は、航空会社の許可を取得し、1人につき最高携帯数は2つとします。

今や誰もが旅行に持ち運ぶであろう、モバイルバッテリー。

こちらの基準に即すると、

モバイルバッテリーの機内持ち込み基準

〇:本体に明確な表記があり、100Wh以下(≒27,000mAh以下)であるもの

⇒機内持ち込みOK(もちろん預け入れはNG)

△:本体に明確な表記があり、容量が27,000mAhを超えるものは航空会社の許可が必要

⇒機内持ち込みが怪しい:検査員の判断によって没収の可能性もある

×:本体に表記がないものは原則として持ち込み不可(もちろん預け入れもNG)

といったルールになります。

 

中国入国時にモバイルバッテリーの容量に注意

空港保安員はここを見ます(こちらは基準をクリアした物)

保安検査でよく見かけるのが、モバイルバッテリー本体に明確な表記が無いが故に没収されるケース。

旅のはじめにモバイルバッテリーを没収されるなんていう苦い思い出を残さない為にも、本体の表記を事前にしっかりとチェックしておきましょう。

 

保安検査もバッチリのオススメモバイルバッテリー

ちなみに私は上記に述べた基準を全て満たしたこちらのモバイルバッテリーを愛用しています。

詳しくは「「それどこのっ?」ROMOSSのスーツケース風おしゃれ充電器が優秀すぎる件」の記事で熱弁していますのでよろしければどうぞ。

 

異国の空港で泣かない為にも事前確認を入念に

福岡→西安に行く方法|リモートガール

私のように年甲斐もなく空港でワン泣きしないためにも、中国へのご旅行・乗り継ぎ前にはしっかりと事前確認を行いましょう。

中国に限らず、その国によって日本とは全く異なる規則が適用されていることが多々ありますので、利用する空港HPをチェックしておくと尚安全です。

とはいえ、規則って長ったらしくて曖昧な表現だったり、何を言っているのかよくわk……..

そういった世界の空港状況をまとめてくれているサイトがあればぜひ教えて下さい。

 

 

※黒歴史:「エアチャイナ×北京国際航空で乗り継ぎ失敗!その原因と対策をまとめました。

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