こんにちは!リモートガールです。
今回は中国版LINEとも言われるコミュニケーションツール「WeChat」の中でも、知っておくべき便利な6つの機能とその使い方を解説していきます。
WeChat(微信)とは?
WeChat(ウィーチャット)は、中国に行く際は必ず入れておいた方が良いアプリの1つです。
というのも、中国国内のネット検閲の関係で「Google」「LINE」「Facebook」「Instagram」「Twitter」等々…私たち日本人に必要不可欠な情報源・発信源が使えなくなります。
VPNを使う事で上記のサービスを使うことは可能ですが、しばしば接続が不安定になることもある為、確実に使えるローカルアプリを入れておくことはリスクヘッジの観点からおすすめです。
それではさっそくWeChatの中でも覚えておきたい6つの機能とその使い方を見ていきましょう。
1:テキストチャット(既読が付かない)
LINEとほとんど同じ見た目と仕様ですが、唯一の違いは「既読」が付かない事。
WeChatでは既読ストレスに悩まされることがないので、とりあえず読んで後で返そう・・・
という古き良きのんびりスタンスが許されます。
2:ボイスチャット
更に中国ではボイスメッセージを活用している方が多く歩きながらだったり、流しで捕まえたタクシードライバーが運転中にボイスメッセージを送っている姿をしばしば見かけます。
ボイスメッセージの利点は、電話と比べて時間を縛られずいつでも聞ける点と返答が簡単な点。
音声入力と違い、タイプミスの心配もありません。
使い方は通常のチャット入力欄横に表示されている上記マークをタップし、
「押したまま話す」のボタンを押した状態のまま音声を入力するだけ。
3:連絡先のシェア
メッセージ入力欄にある「+」マークを押すとこのようなメニューが表示されます。
メニュー下段に表示される「連絡先カード」をタップすると、あなたが登録している友人の一覧が出てきます。

その友人の連絡先を他の友人(例えば打合せ等で人を繋げる必要がある場合)に送信することができます。
4:位置情報のシェア

同じくメニュー画面の下段「場所」をタップすると、現在位置の地図が表示されます。

相手に現在位置を知らせたり、待ち合わせ場所の位置を表示することが可能です。
5:QRコードのスキャン

WeChatの友人一覧ページ右上の「+」ボタンをタップすると、「QRコードのスキャン」というメニューが表示されます。
この機能を利用して友人のQRコードを読み込んだり、企業のプロモーション用QRコードを読み込むことができます。

中国の多くの企業はWeChatアカウントを利用してプロモーションを行っています。
実店舗やECサイトであればセール情報の更新、イベントであれば日程告知、その他プレゼント企画や商品写真の紹介など様々な用途に使われています。
中国の街中至る所にQRコードが貼られているので、試しに読み取ってみると面白いですよ。
WeChat Payや送金機能を使うために必要なもの

中国ではWeChatを用いたお金の送金・スマホ決済が国民の生活に浸透しています。
せっかくWeChatをインストールしたのだから決済機能を使ってみたい!という方も多いと思いますが、WeChat Pay及び送金・受け取り機能を使うためにはアカウントに中国の銀行の口座を紐づける必要があるため、旅行者の方は気軽に使う事ができません。
私は2015年に中国で口座を開設したのですが、現在は外国人の口座開設が厳しくなっている・・・という情報もありますので、現地の銀行で事前に聞いておくことをおすすめします。(地域や銀行、支店によって対応がバラバラです)
中国へ出発する前にWeChatをインストールしておこう

今回ご紹介した機能はLINEと共通する基本的なものばかりでしたが、旅行や出張のような短期間の滞在であれば十分な機能です。
中国に出発する前にインストール、アカウントを取得しておくようにしましょう。
中国現地でSIMカードを調達し、WeChatアカウントを作成すると現地で1年以上アカウントを使っている人に「認証」してもらう作業が発生します。
必ず日本でアカウントを事前に作成しておくようにしましょう。
WeChatは外国人による使用が年々難しくなっている印象を受けますので、数年内に中国へ渡航予定がある方はお早めにインストールし、ある程度使っておくと安心かもしれません。
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