こんにちは!3度のエサより金が好き。リモートガールの愛犬マニーです。今回は中国QR決済の2大巨頭の1つ「WeChat Pay」の豆知識をお届けするよ!

こんにちは!同じくリモートガールの愛犬やさおです。僕はお金に疎いので、今回はみんなと一緒に勉強したいと思います。
「紅包(Red Pocket)」とは?

「紅包(Red Pocket)」は中国のメッセンジャーアプリ「微信(WeChat)」に内蔵されている機能の1つ。
チャット内で相手にお金を送る時に使う機能です。
WeChat内でお金を受取る様子


これはリモートガールが実際に、中国の男の子から送金してもらっている画面。国境を越えてお金を搾り取るだなんて、我が主人とはいえ、やる事がエグいよね。
真っ赤な袋が送られてくる


でもどうしてこんな真っ赤なビジュアルなのかな?
なんで「紅包(Red Pocket)」って名前なの?

うるさいわね。順番に説明するんだから、少し黙ってな。

……..。
中国のお年玉「紅包」が由来

中国には日本と同じくお正月になると、親や親戚が子供たちにお年玉をあげる風習があります。
これを红包[hóng bāo](レッドポケット)と言い(※広東語では利是)、お金を包む袋を「红包封」と呼びます。

なるほど!この赤いお年玉袋にちなんで、WeChatの運営会社が「紅包(Red Pocket)」という名前でお金を送る機能を付与したんだね。

そう。同社の発表によると2018年春節の大晦日では、6.88億人が「紅包」を利用してお年玉を送ったんだって。

ひええええ。お年玉も今やキャッシュレスになったんだね。。
でも、お年玉をあげる側は使いこなせるのかなぁ。

舐めた事言ってんじゃないわよ。昨年に比べ今年は利用者が15%も増えて、世代別にみると、利用者の32%が39~48歳の世代だったそうよ。
チャット内でお年玉の取り合いも勃発

WeChatではLINEと同じくグループチャットを作る事ができるので、親族グループチャットの中でメンバー宛にまとめて「紅包」を投下する事も可能です。

受け取る側の金額内訳はランダムで決まるので、開封した時に金額が少ない人と多い人、その年の運次第になるの。

ええええ。。少なかったら嫌だなぁ・・・。身内でギスギスしちゃいそう。

アンタのお金は私のものなんだから、余計な心配なんかしなくていいの。

……..。
中国国外でWeChatPayでの支払いは不可能

※2018年9月現在、中国人以外(=外国人)は中国国外でWeChat Payを使う事はできません。
リモートガールが住む福岡市は現在、中国人観光客向けに、飲食店やタクシーなどでWeChat PayやAlipayによるQR決済に対応し始めています。
しかし残念ながら、私たち日本人は中国以外の国でこれらのQR決済を利用する事はできません。
詳しくは「【検証済】日本人は日本でWeChatPay決済ができない」で解説していますので、併せてご覧ください。

ご主人が中国人のメンズを騙くらかして巻きあげたお金も、日本では使えないようね。残念。
WeChatでお年玉をもらってみよう!


日本国内にいる間は、WeChatにお金を入れるメリットは今のところありませんが、中国への出張・旅行の際は非常に便利であることは確かです。
お知り合いに中国の方がいらっしゃる場合は、「紅包(Red Pocket)」でお金を受取って中国のキャッシュレス経済を堪能してみて下さい。

まだWeChatをスマホに入れてない人は、こちらの記事もチェックするといいわよ。