こんにちは!リモートガールです。
突然ですがみなさんは「中国」に対してどのような印象を持っていますか?好き?嫌い?どうでもよい?
今回は実際に中国人スタッフと働き、中国企業とのビジネスを通して感じる魅力を私リモートガールがありのままにお伝えします。著しい経済成長と独自のサービス浸透の裏に隠された理由が垣間見れるかも・・・!?
プライベート面から感じる魅力
とはいえビジネス上での魅力をいきなりお伝えしたところで親近感が湧かないと思いますので、まずはプライベートで旅行に行く上で感じる中国の魅力からお伝えします。
1.福岡から上海まで約2時間の距離
海外旅行というと何時間も飛行機に乗って、乗り換えて・・・と国内旅行ほどの手軽さは感じられないという方も多いかもしれません。
しかし、福岡に限って言いますと福岡空港から上海浦東国際空港までの飛行時間はたったの2時間。1時間45分の便も存在します。
これは福岡から東京に行くまでの時間とほぼ変わりません。
更に国際線の場合は、行き/帰りの免税店でお得にショッピングを楽しむ事もできます。私は1年分のコスメを免税店で買って、余った分はフリマアプリで売っています。
デパコス(※デパートコスメ)等のブランドコスメはちょっとしたお小遣い稼ぎになる程お得に買えるので、旅費の足しにどうぞ!
2.食べ物がおいしい
餃子、焼売、チャーハン、麻婆豆腐、酢豚、火鍋・・・食欲がそそられるスタミナメニューが勢ぞろい。
上海のような大都市に限らず、小さな町でも道端には出店やレストランが溢れています。道を歩いていると、店から漂う美味しそうな香りでお腹が空いてしまうこともしばしば・・・。
中国に行く度に食べ過ぎて太ってしまうほどです。
3.物価が安い
いくら美味しいからと言って食べ過ぎていてはいくらお金があっても足りないのでは・・・? という心配はご無用。
日本でランチをお腹いっぱい食べようとすると700円~1200円ほどかかってしまうところを、中国では同じ金額で大人2人がお腹一杯食べることができます。
さらに、タクシーも日本の1/3程度の金額。日本では乗るだけで700円以上する、なんて中国人に言ったらみんな驚いてしまいます。
(くれぐれもタクシー運転手には伝えないように。ぼったくられます。)
バスに関しては数十円。旅行者にとって交通費が抑えられるのはかなり嬉しいポイントです。
4.自分らしくいられる雰囲気
ひとたび外に出ると大声で何かを売っている人、物乞いをする人、電話をする人、LIVE配信している人、人、人。
夜になると踊っている人や歌っている人も少なくありません。問屋街や市場近くに関してはボケっとしていると何かを買わされそうになるなんてこともしばしば。
意思を持って、シャキシャキしないと生きていけません。
逆に言えば、自分のしたい事を全力でやっている人が多い。周りがどう思うかなんてことは二の次三の次。
この精神こそが、中国の著しい発展を担っている要素であることは言うまでもありません。
5.情に厚い人柄
一度親密な仲になれば、まるで家族のように接してくれる方が多いのも中国の魅力の1つ。
食事から伝統文化の紹介、手土産まで持たせてくださったりと、手厚いおもてなしを受けて感動する事もしばしば。
悲しい事に日本では未だにネットやふとした会話で「中国人は信用できない」という内容を耳にする事があります。
そのような発言をする人の多くは、実際に中国に行った事もなければ現地の知り合いもいない人達ばかり。日本人だろうが、中国人だろうが、信用の良し悪しに人種は関係ありません。(日本人でも信用できない人はごまんといます。)
ビジネス面から感じる魅力
続いては私自身が、仕事上中国とやり取りをする中で感じる魅力をご紹介します。
1.物の原価を知る事ができる
仕事柄アパレルをメインに取り扱っているのでアパレル商品に焦点を絞って言いますと、中国の問屋街ではだいたい日本の10分の1~20分の1程の価格で商品が取引されています。
100円均一で見るような雑貨でさえも、さらに10分の1近くの価格で卸されているのです。当然大口取引を前提とした価格設定であるため1個から購入する事はできません。
そのため、一般消費者としてお得にお買い物~♪という訳にはいきませんが世の中の商品はだいたいこの位の価格で作られているのか、という原価を知る事ができます。
人間とは不思議なもので、ひとたび原価を知ってしまうと定価で物を買う事に抵抗が出てきます。
今では日本で買い物する度に『中国では〇円で売られていたのに・・・』という余計な感情が生まれて購買意欲が落ちてしまいました。
裏を返せば、世の中の商品にはこれだけの経費と利益分が乗っているのか・・・という計算が瞬時にできるようになったことで晴れてお買い物中毒卒業です。(笑)
2.とりあえずやってみよう精神
中国には様々な先進的サービス、特にスマホアプリに関連したものが多く存在します。
代表的な先進的サービスはシェアバイク。
日本もようやくここ1~2年でシェアバイクの“存在”が浸透してきましたが、実際に使っている人を見る事はまだまだ少ないですよね。
対して中国は、子供から老人までスマートフォンを使いこなしシェアバイクを乗り回している、といった印象でしょうか。QR決済が浸透したのが先か、スマホが浸透したのが先か、兎にも角にも誰もがスマホ決済を活用しその派生サービスを老若男女問わず皆が生活に取り入れています。
一見足元がおぼつかないようなおじいさんであっても、スマホをさくっと使いこなしている。手入力がしんどいからボイスメッセージで会話をする。
日本の高齢者よりもスマホに対する抵抗感が圧倒的に低い、そんなガッツのある「やってみよう」精神にとても惹かれてしまいます。
シェアバイクについてはこちらからどうぞ( ↓ )
3.「できる」という姿勢
これから新たに取引をしようとする段階で「できない」という人はほぼいません。それが本当にできるか否かはその時点では問題ではないのです。
私たち日本人の感覚では「できる」といわれたら100%できる、英語でいう「can」のような感覚でとらえがちですがどうやら中国での「できる」は違うようです。
どちらかといえば「できる(ように努力する)」というニュアンスでしょうか。ですので、初めから「できない」という事は「努力しない」ととらえられてもおかしくありません。
当然そんなやる気のない返事をしては商売が成り立ちませんので、皆口を揃えて「できる」というのです。
その事を十分に理解した上で相手との交渉を進める必要がありますが、最初からできません!分かりません!と言われるより「できるよ!」と言われた方が何だか気持ちが良いですよね。
4.「規制」から生まれた独自性
「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」「Google」・・・日本人であれば誰もが1つは使っている、世界的に見てもメジャーなサービスですが、中国ではどれも使う事ができません。(※VPN利用は例外として)
代わりに「WeChat」「Weibo」「Baidu」など中国独自のサービスが浸透しています。外資系サービスを選ぶ選択肢が無いお陰で、国内独自のサービスの浸透は進む一方。
今ではメッセンジャーアプリ「WeChat」の中にアプリが内蔵された「ミニプログラム」といった次世代形態にまで発展しています。
これによって、新たなアプリをインストールする事無くWeChat内であらゆるサービスを享受する事ができます。
メッセンジャーアプリが決済機能を持つだけでなく、他アプリを内蔵する最強アプリとなり、そのユーザー数がすでに4億人を突破している点からも外国企業を受け入れない徹底した「規制」が功を奏していると言わざるを得ません。
不自由さから生まれた自由さ・・・というなんとも皮肉な結果です。
WeChatについての記事はこちら( ↓ )
5.レスポンスの速さ
ビジネスをする上でありがたいのが反応の速さ。YESなのかNOなのか、即座に返事が来るだけで次の手を打つ機会が圧倒的に増える事は間違いありません。
「ちょっと検討します・・・」「どうでしょう・・・」という曖昧な返事はよこさず、サクっと決断してくれるのは中国人の人柄なのか分かりませんが、個人的にはそう感じています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ニュースやネットでは否定的な情報が流れがちな中国ですが、対してその魅力は何倍もあるという事を少しでも感じて頂けたら幸いです。
REMOTE GIRLを通してプライベートでもビジネスをする上でも中国と積極的に関わる人がもっと増えばいいな・・・と思っています。
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