通販大国中国の物流がパンクしない理由とは【配送後に秘密があった】

京東でスマートテレビを購入した|リモートガール

こんにちは!

中国に移住してからというものの、Taobao、Alibaba、Tmall、京東….とメジャーなECサイトのお陰で日々快適なオンラインショッピング生活を満喫しているリモートガールです。

日本にいる時も、楽天やYahoo!、Amazon…と特にネットショッピングでの購入手段に困ったことは無かったのですが、1人暮らしの時に苦労したのが荷物を受け取るタイミング

日にち指定ができない商品はほぼ不在票での再配達依頼となってしまい、再配達を依頼したものの、指定する時間範囲が広すぎて休みの日の半分が潰れてしまったり…と何かと身動きが取れない点がストレスでもありました。

しかし、中国でのオンラインショッピングではこのような経験をすることが全くありません。

なぜなら、中国にはそもそも「不在票」という概念が無いのです。

 

中国には“荷物の預かり場所”が豊富にある

中国には不在票が存在しない|リモートガール

中国には日本のように個人宅別に個別のポストが無いため、そもそも不在票を入れる場所すらない訳なのですが、一体どのようにして不在時の配達物を処理しているのでしょうか。

答えは至ってシンプルです。

流れは以下の通り。

  1. 配達員が指定場所の玄関先で受取人に電話連絡
  2. 受取人がいた場合はその場で受け渡して終了
  3. 受取人が不在の場合は、配達員が最寄りの“荷物預かり場所”へ引き渡す
  4. 受取人は預かり場所で、引き換えコードをスキャン又は氏名を伝えて荷物を引き取る

 

といったように、不在であれば荷物は自動的に最寄りの“預かり場所”へと引き渡され、あとは受取人が好きなタイミングで荷物を引き取りに行けば良い、といった流れになります。

不在により続々と届けられる配送物

中国には不在票が存在しない|リモートガール

中国の配送会社が運営する預り所

日本で例えるならば、不在であった場合は自動的にコンビニ受け取りになる、といったようなイメージです。

このコンビニの役割を果たす“荷物受取り場所”は1つのコミュニティ内(団地内)に複数点在しており、日本でのコンビニの数より遥かに多く設置されている為、取りに行く事に対する労力を全く感じさせません。

むしろ、好きなタイミングで引き取りに行けるので、再配達を待たなければならない時間的ロスを考えると遥かに効率的な受け取り方だと思います。

 

ECサイトと提携していれば預り手数料は無料

中国には不在票が存在しない|リモートガール

これらの“預かり場所”の多くが物流会社による運営の為、利用したECサイトとの提携があれば利用料は無料

不在だったからといって、預かり手数料を取られる心配もありません。

また、もし利用したECサイトがこの物流会社と提携が無かった場合も、1元(日本円で約17円)払うことで同じように預かってもらうことが可能です。

たった17円程度であれば、支払って使っても良いかな…と思える金額ですよね。

 

Alibaba Groupなどの大手も参入

中国には不在票が存在しない|リモートガール

中国のEC市場で58.2%のシェアを誇ると言われているアリババグループも同じくこの預かり場所を展開しており、同社での買い物体験をより一層スムーズにし、利用者を囲い込む工夫が図られています。

大手運営とはいえ仕組みは他社と同じく、コードのスキャン又は氏名を伝えて荷物を受取るといった流れ。

 

預かり場所から中国国内配送も可能

預かり場所から中国国内配送も可能

QRコードをスキャンすればスマホで配送伝票を作成できる

この“預かり場所”はただ送られてくる荷物を預かるだけではなく、その場から発送する業務も一貫して担っています。

例えば、ECサイトで購入した荷物を再梱包して別の場所に送る作業を同一の場所で済ませる事ができるので、国内転売をしている人であれば手軽に発送作業が済ませられます。

また、郵便局までわざわざ足を運ぶ必要が無い為、荷物を送る為に利用するだけでも非常に重宝します。

荷物を預かってくれる小さな郵便局が最寄りに沢山あるようなイメージですね。

 

無人版の配送BOXも増えている

中国の無人版の配送BOX

と、ここまで人ありきの預かり場所をご紹介してきましたが、やはりその後に予想される無人版も既に存在していました。

こちらは先ほど紹介したAlibabaグループの預りBOX。

有人版に比べて設置されている数こそは少ないものの、仕組みやセキュリティ面はしっかりとしている印象です。

無人版BOXは顔認証も搭載されている

中国の無人物流BOXは顔認証も搭載されている

有人版では荷物に紐づけられたコードを入力しなければなりませんでしたが、こちらのBOXは顔認証にも対応。

中国の無人物流BOXは顔認証も搭載されている

コードを打ち込む時間を顔認証で短縮できれば、利用者が増えた際の行列も軽減できそうですね。

荷物の配送に利用することもできる

中国の無人物流BOX|リモートガール

日本にも駅やビルの中に同じような宅配BOXが設置されていますが、こちらのBOXは荷物の「受取り」だけでなく、自分の荷物を「送る」ために利用する事も可能です。(※国内配送のみ)

送りたい荷物をBOXに入れ送り先を設定すれば、Alibabaグループの配送員がBOXから荷物を持ちだして配送してくれるという仕組みです。

流れとしては有人版と変わりませんが、24時間好きな時に持ち込みできる点が更に便利ですね。

 

通販大国中国の物流を支える縁の下の力持ち

中国には不在票が存在しない|リモートガール

八百屋と並行して運営されていることも

日本の規模でさえ物流がパンクしているというのだから、世界一の人口を誇る中国で再配達制度があったものならば…たまったものではありません。

これら“小さな預かり場所”がネットショッピング大国の物流を支えていると言っても過言ではないでしょう。

ちなみに、有人版の“預かり場所”はコンビニのような店舗型ではなく、マンションやビルの1階テナントに入っている事が多く、生活圏の範囲内である点でも非常に優秀。

無人版BOXは人通りの多い歩道に設置されており、これから有人版と合わせて数が増えていくのではないでしょうか。

 

これら預かり場所によって長期間に渡って荷物を放置されるリスクも減りますし、家に帰りがてらピックアップする、といった効率的な動きが取りやすいと感じています。

荒削りでも良いからとにかく店舗数を増やして利用者を増やしていく。

中国のサービス特有のスピード感が垣間見える、非常に分かりやすい例なのではないでしょうか。

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