こんにちは!リモートガールです。
中国出張を繰り返している内にここまでたくましくなってしまいました。もう何も怖くないっス。
とはいえそんな私でも、中国出張に慣れていない頃は現地で散々な目にあったこともしばしば。
という訳で今回は、はじめて中国出張・旅行をされる方に向けて、中国について事前に知っておくべき5つの事実をお伝えしたいと思います。
中国旅行の心得1:夏~秋は蚊対策をすべし
こちらは10月に開催された広州交易会に参加した際、移動中のタクシーの中で蚊にフルボッコにされた私の手です。
運転手によっては、夏場のタクシーでもクーラーをかけずに窓を開けるエコ派な人がいらっしゃるので、その隙間から侵入した蚊(2~3匹以上)が汗かきの私に集中砲火。
ご覧の有様になったという訳です。
(左:通常時)(右:蚊に刺された後)
8月から10月にかけて蚊が活発になる時期なので、屋外でも日陰を中心に至る所で蚊が飛んでいます。
当時は配車アプリ(日本で言うUber。中国では滴滴やCAOCAO。)というものがなく、流れタクシーを拾う他無かったため、窓全開、蚊のパラダイスタクシーに当たることもしばしば。
その上、叩く事が躊躇される程のビックサイズ。(1円玉位のサイズ)
みなさんはできる限り配車アプリでタクシーを呼ぶようにして下さい。彼らは評価を重要視しているので、窓を開けて運転したりすることはありませんので。
蚊の飛ぶシーズンは、キャンプさながらの蚊対策をしていきましょう。
詳しい蚊対策については『夏・秋に中国旅行をするなら、この持ち物リストを見て下さい』にまとめています。
合わせてご活用下さい。
中国旅行の心得2:白タクに注意するべし
中国では、空港・バス停・イベント会場などの移動を要する場所でこんな風に声をかけてくる人がいます。
「タクシー乗らないかい?(ニコニコ)」
「安いよ!どこでも行くヨ(ニコニコ)」
『うわあああ!ありがたいなぁ。ちょうどタクシーに乗りたかったんだよね。』と、のこのこついて行ってはいけません。
写真矢印で示している4人の男性。
タクシー会社でもなんでもない素人。いわゆる「白タク」の運転手たちです。
タクシー会社に所属しているわけでも、運営している訳でもない個人がタクシー替わりになる、というライドシェアが至る所で行われているのです。
日本では個人間のライドシェアは認められていないので、このような状況を理解しがたいのではないでしょうか。
このような素人タクシー「白タク」に捕まらないためにも、必ず「出租车」という記載がある公式のタクシー乗り場を利用するもしくは配車アプリを利用するようにしましょう。
白タクは必ずしも危険なわけではありませんが、
・料金が割高であることが多い
・領収書が出せない
・会社に所属している訳ではないので身の保証がされない
という点を理解しておく必要があります。余程の緊急事態でない限り、使わない事をおすすめします。
中国旅行の心得3:トイレットペーパーは無いものだと思え
トイレにトイレットペーパーが備え付けられていない。
中国ではそのようなトイレが多く存在しています。
空港や大型スーパーなどには備え付けられている事も多いですが、とはいえ100%あるという訳ではありません。
特に、出張で展示会に行く方はその会場によってトイレットペーパーが皆無という事が良くありますのでご注意下さい。
普段の女子力を十二分に発揮して、大量のポケットティッシュを持っていきましょう。
ちなみに、食事の際に日本のようにおしぼりを出してくれるお店などありませんので、ティッシュだけでなくウエットティッシュまで持っていると更に心強いでしょう。
中国旅行の心得4:トイレットペーパーを流すべからず
あれ、デジャヴ・・・?
いえいえ、中国でのトイレ作法でもう1点大切なことがあるのです。
いつものようにトイレットペーパーで拭いた後、そのまま便器へポイッ…はアウトです。
中国では使用済みのトイレットペーパーは、備え付けのゴミ箱に入れるのが一般的です。
ホテルのトイレで数回うっかり流してしまっても問題は無いのですが、繰り返すとトイレを詰まらせる事態に陥ってしまいます。(中国のホテルでトイレが詰まるのはあるあるです)
飲食店やお店のトイレは水圧が弱かったり、そもそも水道管が細いせいか流れない!なんてこともあるので十分に気を付けましょう。
中国旅行の心得5:VPNが突然切れることがあるぞ
中国政府によるネット規制を知った上できちんとVPNサービスを契約したにも関わらず、突然VPNが切断されてしまう日が月に数回発生します。
大規模なものだと年に数回、どの接続先でも全く繋がらなくなる時期もある。それが中国という国です。
VPNが切れるということは、LINE・Facebook・Instagram・Messenger・Google系列・・・
が一切使えなくなるという事。
つまり、連絡手段・翻訳・その他情報がほぼ遮断されてしまうわけです。
・・・( ^ω^)あっ
さすがのGoogle先生も、VPNが使えない状態ではただのカス…..
VPNが無くても使えるアプリを事前に入れておきましょう
そんな事態に陥っても、連絡が取れるようにバックアッププランを持っておくことが大切です。
中国母体のアプリはもちろん、その他にも「Viber」「Slack」「Skype」などはVPNが無くても使えますので、普段仕事で使っている方は問題ないかと思います。
▼中国のお役立ちアプリ3選
- 百度(Baidu):中国でのGoogleのような存在なので、ググれなくてもバイドゥれます。
- 百度地图:Baiduの会社が提供するマップアプリ。Googleマップの代わりとしてあると安心。
- WeChat:日本でいうLINEのようなもの。緊急連絡先の相手がいないと入れても意味がありません。
突然お馴染みの連絡手段を絶たれたときの絶望感は計り知れません。
そんな時でもしっかりと対応できるよう、事前準備をお忘れなく。
中国のネット規制対策については、『中国旅行のネット規制対策はこれだけでOK!【中国ノマドおすすめ】』の記事で詳しく解説しています。
中国旅行・出張の心得まとめ
- 夏は蚊よけスプレー、ムヒを持っていく
- 白タクには乗らない
- ティッシュを山ほど持っていく
- でも、そのティッシュはトイレに流さない
- VPNが切れても使えるアプリを入れておく
個人的にはPM2.5の心配よりも、以上の5点が中国旅行に於いて大切なポイントだと思っています。
旅行先で私のように困ったことにならない為にも、この記事をお役立て頂ければ幸いです。
それでは、良い旅を!いってらっしゃい!!!
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